三国志の宴2

今日は新宿で開催された「三国志の宴2」に行ってきました。



<第一部>


三国志界のレジェンドこと川本喜八郎先生(82歳)がいきなり登場。
伝説の名作「人形劇三国志」の製作秘話について語る!

高校生に「荀文若の人形はもっとハンサムにしろ」とクレームの手紙をもらったとか、周瑜ヲタのスタッフに「周瑜の人形はもっとハンサムにしろ」と怒られた等、当時の面白エピソードとともに長野の川本喜八郎美術館を案内。
ファンの人形へのクレーム多すぎですw

若者ばかりが集うクラブイベントで、「CGを使って」なんていう単語も交えつつ饒舌に語る先生は、とても80を超えた方には見えませんでした。若すぎる。


<第二部>


三国志界のステージアーティスト、「おもしろ三国志」氏によるライブパフォーマンス。
想像以上に面白かったです。

曹操っぽい服装+眼帯で登場
・「おもしろ三国志である」と挨拶。なんかえらそう!おもしろい!
・出師の表を書いたトイレットペーパーをちぎっては投げる
・「奥方様!」と叫びながら(長坂での趙雲のイメージ)キューピー人形を投げる…投げるの趙雲じゃないのに!のに!
・新曲紹介のMCにて
おもしろ三国志氏「赤壁の立役者である、呉の大将軍といえば?」
会場「しゅうゆー!」
おもしろ三国志氏「そう、黄蓋だね
僕は周瑜役をやるけどね」
・「董卓討つべし」は名曲。観客との掛け合いが楽しい。
一般のクラブイベントでも観客に「董卓討つべし」のコールを要求してるらしい。反応が薄いらしい(当然だ)。


<第三部・前半>


三国志関連のお仕事をしている方を招いてのトーク
入場時のアンケートと同じ内容で、各人の意見を聞く+アンケートのおもしろ回答を読み上げるみたいな形式でした。

・パネリストの一人が「羅憲が蜀を守りきった戦いが好きです」「呉に仕官して宴会の準備をしたいです」「孫権なら、酒の席の過ちを覚えていなさそう」等の超濃い内容を話す。
ものすごく面白かったんだが、司会が拾いきれてない気もしました。
・あとはどちらかといえば有名な武将と、ゲームネタに偏ってたかなー。
・ゲーム・横山光輝周辺にはかなり弱いので、ついていけない部分も少なくなかったです
・我々の書いた内容はほとんど読まれず。会場に受けるレベルを見誤ったな……
・何故か同行者が書いた「麹義公孫サンを破った戦いがすきです」は読まれる
・武将名に「様」とかつけたアンケートのが読まれてたな。馬超様(はぁと)、とか。
・我々も「金環三結様」と書いて出すべきであった…!!


<第三部・後半>


エレキコミックのボケの方をゲストに迎え、エレキコミック三国志企画を放出。

・ラジオの枠番組で三国志コーナーを立ち上げては、投稿が来なくて潰されるという悲しい歴史を繰り返してきたらしい
・ラジオのコーナー一例:「町でみかけたこんな呂布
パチンコの開店待ちをしている呂布を見かけました。赤兎馬が脇につながれていましたが、さびしそうでした
・会場大うけ。しかし、ラジオリスナーにはまるで評判がよくなかったらしい
・そして本題。エレキコミックが単独ライブで流したVTRを鑑賞する。
・新潟にある「居酒屋 三国志」のために、三国志っぽいメニューを考えるという企画である。
・考えたメニューの例
「劉ビール(三顧の礼に因み、三回頼まないと来ないビール)」
夏侯惇焼き(目玉焼き)」
廖化チャンプルー(ゴーヤチャンプルー廖化が長生きだったことと、長寿の国・沖縄料理をかけているらしい)」
鶏肋スープ(客に帰宅を促すスープ)」
・会場大うけ。しかし、ライブではまるで反応が無かったらしい
・メニューのほとんどは店側の事情により却下。
「連環の計(鎖に見立てたオニオンリングと火に見立てたケチャップ)」のみ採用される。
・いやもう採用されるとかされないとかどうでもいいんですよ。出した案がすごく面白かった。私はそれで満足なのであります。


<第四部>


プレゼント抽選会。
漫画家さんのサインとか、Tシャツとかだけでもかなりうれしいのに、川本喜八郎先生からプレミア必至の人形劇テレカ・人形劇ポスターが寄贈される!

・全く当たらなかったため、不機嫌になる私と同行者2名


以上で「三国志の宴2」は終了なのでありました。

次に参加するときは、アンケートを気合入れて書きたいと思います。